ヨガのインストラクターの資格

2020.03.03

全米ヨガアライアンスとは?
1990年代に2つのヨガ団体が合併して生まれた世界的に最も知名度の高い協会です。世界70か国で通用するヨガの認定資格を授与する米国の非営利団体です。”RYT®”s (Registered Yoga Teachers)と呼ばれる認定資格を発行しています。
ヨガアライアンス公式web(英語)→

“RYS”( Registered Yoga school)として登録された認定校で養成コースを受講後、RYTに登録申請します。ヨガアライアンス取得費用は認定校によっても違いますが、約45~65万円くらい掛かります。RYT500はRYT200の1.5倍掛かります。あまりにも安い金額を謳っている場合には、講師や運営サイドに問題がある場合がありますので注意しましょう。

全米ヨガアライアンスの資格種類

  1. 全米ヨガアライアンス200時間(RYT200)
    ヨガアライアンスが定める200時間の指導者養成コースです。ヨガアライアンス認定校で200時間勉強するのですが同じ認定校で受講しなければなりません。
  2. 全米ヨガアライアンス500時間(RYT500)
    200時間コースに+300時間、合計500時間をヨガアライアンスが定めるコース。200時間を取得した認定校ではなく、別の認定校で300時間を取得することもできます。
  3. 全米ヨガアライアンスリードトレーナー200時間(E-RYT200)
    RYT200を修了し、2年以上かつ1000時間以上の指導経験が必要となります。ヨガインストラクターを養成するための指導者としての認定資格です。
  4. 全米ヨガアライアンスリードトレーナー500時間(E-RYT500)
    RYT500を修了し、4年以上2000時間の指導経験が必要となります。
  5. 全米ヨガアライアンス産前産後ヨガ(RPYT85)
    ヨガアライアンスが認定する産前・産後のヨガ指導者養成コースを受講し、卒業した者に与えられる資格です。
  6. 全米ヨガアライアンスキッズヨガ(RCYT85)
    キッズ専門のヨガインストラクター指導者養成コースです。RYT200またはRYT500を取得していることが条件となります。

一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)

ヨガを通して地域社会に住む人々の健康・ストレス解消・コミュニティを広げることを目的にしている団体で2011年に設立されました。

AJYAの資格種類

  1. 1級SENIOR シニア
    認定スクール独立開業プログラムが可能
  2. 2級ADVANCE アドバンス
    認定教室独立開業室プログラムが可能
  3. 3級MASTER マスター
    認定スクールおよび教室でインストラクターとして指導が可能

1級、準1級の修了によりアライアンス(RYT200)の取得が可能になります。

NPO法人 日本YOGA連盟

ヨガを通じて幼児から高齢者までの幅広い層への健康維持増進支援や指導者の育成・資質向上とその育成、そして社会福祉への体力作り支援を目的に2001年に設立されました。

  1. ティーチャーインストラクター(旧インストラクター(人材育成指導員))(旧 指導員)
    地域社会などでヨガの指導を行うだけでなく、指導方法やスキルなどを誰かに教えたいという方の為に同制度を用意しています。
  2. インストラクター
    7日間のインストラクター養成講座を修了し、インストラクター(旧ヘルスケア・ワーカー)認定試験に合格
  3. 温泉ヨガ指導員1級・2級

社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA)

ワンランク上の美容・健康・ストレス解消を目的に、そしてインストラクターの技術向上をもって設立されたヨガ組織です。

  1. 3級MASTERコース
    ヨガ初心者も、ヨガに慣れている方も、ヨガインストラクターを目指される全ての方に必要なヨガの入門講座です。歴史や解剖学を学び、ヨガや身体の知識を深めることができるのでヨガにご興味をお持ちの方にもオススメです。
  2. 2級ADVANCEコース
    ひとつひとつのアーサナを解剖学的に理解し、自分自身正しくポーズが取れるよう練習を行います。また身体を理解することで、対象者に合わせたプロップを使用した指導方法や、アシスト・アジャスト方法を身につける事が出来ます。繰り返しロールプレイングを行い、安全かつホスピタリティの兼ね備わったクラスの組み立て方を自ら考え、指導者としての自信をつけます。
  3. 1級SENIORコース
    Advanceのライセンスを取得した方のみ受講可能な他にはない特別セットコースです。Master・Advanceコースで習得したヨガの基礎を生かしてさらにスキルを向上し、幅広い年齢層や環境での活躍を目指します。キッズヨガ・シニアヨガ・ピラティス・ヨガ上級ポーズを講義で勉強します。

インド中央政府公認ヨガインストラクター

ヨガの発祥地インド。インドにあるスワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨガ研究所で講座を受講し資格を取るのですが、インドまで行けない方には日本国内でこの資格を取得できる講座があります。インド中央政府公認の日本ヨーガ・ニケタンという団体です。

  1. YIC(ヨーガ教師養成講座)
    ヨーガ療法の基礎知識と伝統ヨーガの智慧の基礎を学びます。この講座を受講後にインド中央政府自主認証試験レベル1の受験が日本国内で可能となります。
  2. YTIC(ヨーガ療法士養成講座)
    このコースはYIC修了した方が対象となります。この講座は心身疾患があり医療機関を受診されている方や老化に伴う健康問題に不安をお持ちの方、疾患再発に対する不安をお持ちの方も含め、年齢に問わず健康増進に関心を持つ人を対象とした伝統的なヨーガを療法として指導する資格です。そのため、ヨーガ療法専門の教育が行われます。

主なヨガ資格取得団体をご紹介しましたが、これ以外にもご自分の気に入ったヨガのインストラクターについて(弟子)、日々勉強するのもありだと思います。

また、ヨガスタジオにお勤めして、そこで学ぶのも一つの手段です。費用や取得するための時間等を考慮して選んでみましょう。

 

 

writer : sachico
ヨガインストラクター

 

 

 

投稿日 :2020.03.03 カテゴリー : ARTICLELEARN タグ :
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