ヨガって体が硬くてもできるの!?

2020.07.09

 

こんにちは〜岡部はるかです。沖縄からお送りしておりますが、珍しく外に出て物書きをしようと思い、スターバックスにきました。気候もよくテラスでコーヒーを飲みながら書こうかなぁ。と思い座りましたが気付いたら1時間もボケーーっとしていました。
恐るべし沖縄気候です。

さてさてそんな事はさておき、毎度お馴染みゆったりコラムのお時間です。

今日はね、前回のQ&Aに引き続き最も質問の多い”ヨガは体が硬くてもできるのか”問題に取り掛かろうと思います。
結論から言えば、硬くてもできます。

柔らかくないとできないもの。という思い込みが前のめりになりがちですが、私たちの目標は狭い筒の中でグニャンと腰を反って小さくなる訳ではありません。ヨガの練習を続けていく中で”結果として”柔軟性が身についていくのです。

そもそも人間関係を築いていく上で心の柔軟性を磨くのはとても大切なことですが、体の柔軟性は必要ありません。

初めまして!180度開脚できる!?え!!できないの!じゃあ友達になれないわ!なんてことありましたか?もしそんなこと言われようもんなら、それこそこちらから願い下げ案件です。

“病は気から”という言葉がありますが、あれは気が病むから病気になるわけです。

だいぶ前にクラスを受けたとき、先生がこんな話をしてくれました。

膝の痛みは、前に踏み出すことを怖がっている。
前太腿の張りは、感情を表に出せずストッパーをかけすぎている。
背中の痛みや違和感は一人で色んなことを背負い込みすぎている。

心が頑張りすぎるとこうやって体にサインとして出てきてくれるんですよね。
心と体は繋がっているんだな〜ってことがよく分かります。非常にありがたい。
体が柔らかくなれば心も柔らかくなっていくので、ヨガの練習は体と心の忍耐力と柔軟性を磨く素晴らしいものと言えます。

では、一旦、心の柔軟性は置いておいて体の柔軟性についてお話をします。

体の柔軟性には種類があり、ざっくり分けてこの二つ。

①筋肉が硬いのか、柔らかいのか。
②関節が硬いのか、柔らかいのか。

両方硬い場合もあれば、両方柔らかい場合もある。
どっちかが硬くてどっちかが柔らかい場合もある。

柔軟性のことだけでもこんなに、選択肢があるので一概に硬い、柔らかいと決めつけることは出来ないのです。

こればかりは自分で体を動かしてみてどこがどう言う動きをしているかを知るしか方法はありません。

動かしているうちに自分の得意な部分や不得意な部分が見つかるでしょう。
得意な部分はそのまま素直に伸ばしていき、不得意な部分は必要なことを補いながら伸ばしていけば良いのです。

自分にとって何が必要なのか、何が不必要なのかを知っていく旅は面白いものです。

ヨガの練習では、私たちにいつも大きな発見を与えてくれます。
人生は選択の連続です。何か困難な状況にあえばどうするか考えるように、ヨガの練習の中でも難しいポーズにぶち当たった時、自分はどうするのか。考える状況を与えてくれます。

ヨガの練習というのは実に”生きる”練習でもあるんですね。

さて。今回は心と体の柔軟性についてだらだら書いていましたが次回は、果たしてヨガは痩せるのか問題に取り組んでいきたいと思います。

万年ダイエッター人間な私なので次回は白熱しそうな予感。

 

 

writer : 岡部はるか
ヨガ講師 / ファッションモデル

 

 

 

 

投稿日 :2020.07.09 カテゴリー : ARTICLELEARN タグ :
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