よく聞く、「ありのままでいましょう」の真実とは?

2020.12.17

 

皆さまこんにちは〜!岡部はるかです。
前回のコラムでも書きました「仙骨シャワー」。
結構反響がありまして、一週間で効果が出ている方も多いことを知り、実践している身としても非常に嬉しいです。
コラムのリクエストや感想は私のインスタグラムのDM、もしくはこちらのお問い合わせからいつでもお待ちしていますね〜!

 

さて本日はヨガを始めるとよく耳にする、
「ありのままを受け入れましょう。」
「ヨガは自己肯定ですからね〜出来なくても良いんです。」
という言葉。

「怪我をしない自分のペースで無理なく動くこと。」
と、捉えることもできますが

ん?ちょっと待てよ。
変わりたいと思うからヨガを始めたのにこのままで良いのか?

と、モヤッとしませんか?

言葉の捉え方は本当に人それぞれですが、混乱を巻き起こさないように1つの考え方をここに書いていこうと思います。

 

そもそもですが、現代のヨガはエクササイズや、スポーツとして日常に取り入れている事が多いかと思います。
そこに古典ヨーガの哲学を無理やり当てはめようとするからへんてこりんな混乱が起こってくるわけです。

ヨガのポーズができるようになりたい。
美しい体になりたい。

これらはまさに現代のヨガの目的です。
古典ヨーガの哲学から見ていくと、「そういうのは全て雑念!ただ練習あるのみ!そんな雑念はとっとと手放しなさいよ」っていう感じですかね。

現代ヨガと古典ヨーガのルーツの一部は共通していると言っても現代ヨガは体の美化を目的とした流れから新たに生まれた部分も多いようです。

もはや、現代ヨガと古典ヨーガは別物として考えていった方が混乱は少なくて済むでしょう。

 

さて、あなたはどちらを目的として練習していきますか?
答えはどちらでも正解。
現代ヨガとして捉えるのであれば「アーサナができない自分」「美しくない自分」を変えていきたい。という熱意やきっかけを持って行うのは大変よろしい事だと思います。
古典ヨーガの哲学をもとにして行うのであればアーサナは余計な雑念を捨てるために行い、ありのままの自分(自分の醜い部分やみたくな部分など)と向き合うようにする事が正しいのでしょう。

とは言っても古典ヨーガの時代でも「自分を変えたい!」と思い実践していた人も居たはず。
困りましたねぇ、、、矛盾が生まれてきました。
これは少なからず、時代関係なしに「自分を否定」する必要があるのかも知れません。
自分を変えたいたとき、ただ坐禅をしてじっと座る方法が合う方もいれば流行りのメソッドがガチッとハマる方もいます。

どんな方法を選ぶにしても、「変わりたい」ということは、「今の自分を否定する」ことから始まると思うのです。
ヨガのクラスでポーズを直されたりするとネガティブな気分になってしまうこともあるかと思いますが、決して今のあなた自身を否定したわけではなく、その延長線上にはクセを直して手放すためのヒントが詰め込まれている。ということ。
結局のところ否定の延長線上に肯定は存在するし、肯定の延長線上にも否定はくっついてきます。

私たちは否定のみ、肯定のみで、出来上がっているわけではないんですね。
捉え方次第でどんな現象も自分の都合よく映し出す事ができます。

なんだか今回も深いんだか浅いんだか。
読みながら眠たくなってしまいましたね。
頭の片隅にでもちょこんと納めておいてください。

 

いよいよ2021年が目前です。
ゆるっと来年の抱負などを決めていきましょうね〜
今回もお読みいただきありがとうございました。

次回もお楽しみにー!

 

 

writer : 岡部はるか
ヨガ講師 / スピリチュアルヒーラー

 

 

 

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投稿日 :2020.12.17 カテゴリー : ARTICLELEARN タグ :
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