皆様こんにちは〜!岡部はるかです。
沖縄はノロノロ台風がやってきていました。幸い、私の住んでいるところは大きな被害には見舞われませんでしたが一週間近く引きこもり。いやぁ、日照時間が少ないと、こうも心がぐったりするのかと、改めて太陽の偉大さを感じた一週間でしたね。
さてさて本日は、初心に戻りまして呼吸についてお話をしましょう。
ヨガでよく出てくるサンスクリット語では呼吸のことを「プラーナヤーマ」と言います。
生命のエネルギーを意味する「プラーナ」と、コントロールを意味する「アヤーマ」が合わさってできた言葉です。
つまりヨガの呼吸法とは体の生命エネルギーをコントロールし、体内に取り込み体の隅々までに行き渡らせ自身のエネルギーへと活用するための行い。なんて言われているのです。
なんだかまどろっこしいですが要するに息をしっかりすることは全身に元気エネルギーを送れますよー!ってことです。
ではでは。さまざまな呼吸方法があるけどどうやったらいいんだー!なんて声も聞こえそうなので説明といきましょう。
◉腹式呼吸
ヨガで主に使われるのが腹式呼吸です。
腹式呼吸は自律神経を整えるとも言われており、副交感神経(リラックスをする神経)を刺激したい時にはもってこいの呼吸法です。
吸う息でお腹を膨らませ、吐く息でお腹を凹ませます。座っているとやりにくい場合は仰向けでトライしてみてください。仰向けの状態だと自然と腹式呼吸になりやすいです。
◉胸式呼吸
胸式呼吸は交感神経を刺激しやすいので朝のストレッチや朝ヨガの時に活用するといいでしょう。
吸う息でお腹を凹ませ吐く息でもお腹を凹ませます。そうです、ズーーっと凹ませっぱなしですね。
どちらがいい悪いではなく、今の自分がどんな風になりたいか、で呼吸法を変えるといいですね。
例えば、夜はリラックスした状態で眠りにつきたいな〜なんて時はベッドの中で両手をお腹の上に置いて腹式呼吸をしてみましょう。
羊が一匹、羊が二匹・・・をしなくても深い呼吸と、微かに聞こえる自分の呼吸音を聴きながら気づいた時には朝になっているはず。
逆に朝はしっかり目のスイッチを入れていきたいですよね?
目覚めたらベッドの上であぐらになり、ひたすらお腹を凹ませっぱなしで大きく伸びをしてみましょう。ついでに肩甲骨もゴリゴリ回してみる。これでキラキラ一日のスタートです。
難しく考えずに、今できることを優しく続けてみましょうね。
それではまた来週もお楽しみに〜!
writer : 岡部はるか
ヨガ講師 / スピリチュアルヒーラー