皆さまこんにちは〜!岡部はるかです。8月ももう終わってしまいますね〜
子供の頃、8月の最後の土日が来ると寂しさと同時に夏休みの宿題を終わらせなくちゃ!!と焦っていたのをよく覚えています。
大人になると1ヶ月という大きな休みがないので休みの1日が貴重に感じますよね〜
さて本日は免疫について少しお話をしていきます。
「免疫」、つまり「疫(えやみ)」を免れるということです。「疫」という漢字は、左に90度倒すと疒(やまいだれ・病垂)が寝台、その上に横たわっているのが手に木の杖をついている人を象形し、古くは「人に苦しめる厳しいつとめ」、現在では「悪性の伝染病」、「流行性の病気」を意味するんですって〜へぇ。
少しばかり免疫力の話をしましょう。
「免疫力」とはその文字の通り、病原体が私たちの体に入り込んできた時「うわ!異物!異物混入!ワルモノが来た!!」と騒ぎまくり反応をします。それらのワルモノを排除する体内の自己防御をする力のことを言うのです。
もっと具体的に言うと侵入を受けた細胞が、他の細胞に対し「抗体をもっと作りなさいよ!大量生産よ!」と命令するんです。
細菌感染の場合、抗体は細菌を排除します。が、しかし。ウイルス感染の場合、抗体はウイルスに感染した自分自身の細胞を攻撃してしまうんですねぇ。
この攻撃を行うのは免疫細胞と言うやつで、それには様々な種類があります。
眠くなりそうですよね。もっと細胞について知りたい!と言う方は『働く細胞!!』をぜひ見てみて下さい。眠れなくなるくらい面白いです。
さてさて。ヨガはいくつかの理由で免疫力アップに効果があると言われています。
1 体の異なる部位を様々な方法で動かすヨガのポーズは骨密度を増強する。
「骨が免疫力を高める」ので感染から体を守るためには骨を作る細胞が重要と言われています。
2 ヨガのポーズはインナーマッスル(深層筋)を刺激ししっかりと働きかけるため、その収縮機能が体内に熱を作り出して内臓機能を活性化しより良い状態にする。
3 ヨガのポーズはリンパ節を刺激するので、リンパ液の汚れを落とし、リンパ液の流れをよくしやすい。その結果、リンパ節中のリンパ球(免疫細胞担い手)がよりよく機能する。
などが挙げられます。
他にもヨガの瞑想状態は遺伝子レベルで免疫システムを改善する〜なんてことも言われています。
ヨガってなんかやっぱりすごい。
また今回もお決まりの座学的要素をふんだんに詰め込んでしまいましたが・・・
次回は免疫力アップにつながるポーズをご紹介します。
お楽しみに〜!
writer : 岡部はるか
ヨガ講師 / スピリチュアルヒーラー