心と体の不調に関わるホルモンバランスを整えるヨガ 前編

2023.06.08

 

皆さまこんにちは。岡部はるかです。関東も梅雨入りしましたね〜!
女性はホルモンバランスに左右をされやすいですが今回はそのあたりにフォーカスしながらおすすめのヨガをお伝えします。

 

◉そもそもホルモンって?
ホルモンとは、体内の内分泌器(内分泌腺)と呼ばれる臓器で産生され、血液に乗って体内に運ばれる化学物質のこと。

「エストロゲン」や「テストステロン」というホルモンの名前を聞いたことはありますか?
これらは、身体の女性らしさ・男性らしさを作り出すホルモンのことで、エストロゲンは月経周期のコントロールや妊娠を維持する働きなどをし、テストステロンは筋肉の構築や性衝動などを司ります。
また、すい臓で産出される「インスリン」は、糖尿病を患っている人には馴染みが深いホルモンですね。
血糖値を下げて、体内の血糖レベルをコントロールする働きをしてくれます。
その他にも、身体中に散らばった様々な臓器が、数多くのホルモンを産生して分泌しているわけで、人間の身体が正常に動くためにホルモンは欠かせないものなのです。

◉ホルモンバランスが崩れるとどうなる?
ホルモンは人間の身体が正常に機能するのに欠かせない物質ですが、体内を巡るホルモン量が多すぎても少なすぎても悪影響が出てきてしまいます。
ホルモンバランスが崩れると、うつ症状、不眠、体重の減少、過食、長期にわたる不安感、だるさなど様々な症状が現れ、ひどい場合は医師の診察を受けて、長期にわたって薬を飲まなくてはいけなくなることも。
肉体面にも精神面にも症状が出て、生活の質は悪化します。
女性の場合、月経前症候群(PMS)や更年期障害などもホルモンバランスの乱れによるものです。
また、産後に起こる精神的な落ち込み、うつ症状の多くも、出産によってホルモン分泌が変動することが原因です。

◉ホルモンバランスを整えるヨガのポーズ
・魚のポーズ
①仰向けに寝て膝を立てる。
②手のひらを下向きに、お尻の下に入れる。
③腕全体を身体の下にしまう。
④肘でマットを押して上体を持ち上げ、頭頂をマットに降ろす。

ポーズのコツ
万能のツボと言われる、頭頂にある「百会」を刺激できるポーズ。リラックス効果が高い。
喉にあるホルモン分泌器官の甲状腺の働きを活性化させる効果が期待できる。
胸の下に枕やクッションなどを当てて、全身の力を抜いて数分間ポーズをキープしても良い。

 

それでは後編はまた次回。
お楽しみに〜!

 

 

writer : 岡部はるか
ヨガ講師 / スピリチュアルヒーラー

 

 

 

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投稿日 :2023.06.08 カテゴリー : ARTICLELEARN タグ :
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