皆さまこんにちは〜!岡部はるかです。
本日は冒頭の挨拶はすっ飛ばし、マタニティヨガについてつらつらと。
私自身、マタニティ(産前産後)ヨガの資格と、キッズヨガの資格を持っているので、本当にたまぁに。マタニティヨガやキッズヨガのクラスを持つことがあります。
その時に毎回気をつけていること、それは、受講をしている方が妊娠を知ってからヨガや運動を始めたのか、妊娠をする前からヨガや運動の習慣があったのかどうか。ここを明確にすることです。
アプローチの仕方が全く異なるんですね。
今回はそんなところも踏まえながら、妊娠中のヨガについてお伝えしますね。
マタニティヨガは妊娠中に起きやすい肩こり、腰痛、むくみ、便秘などのトラブルの緩和、心身のリラックス効果が得られると言われています。
ヨガで体を動かすと、筋肉がほぐれてコリが解消できて、ポーズによるやさしい刺激で胃腸の働きが活発になり消化機能も高まります。
また、ヨガの呼吸によって、代謝と血流、リンパの流れがよくなり、細胞に溜まった老廃物や余分な水分が排出されて、むくみの解消とデトックス効果も。
そして、代謝を高め血流がよくなると、大切な子宮周りにも酸素や栄養素が届きやすくなります。
子宮に充分な血液が行かず酸素や栄養が届かないと、胎盤が形成不全になり流産の原因にもなるので、代謝を高めることは母体や赤ちゃんにとって重要なことです。
また、腹式呼吸には自律神経を整える効果もあるので、マタニティブルーといわれる、ホルモンバランスの変化による心の落ち込みや憂鬱感にもヨガは助けとなります。
ただ、「ヨガで効果を上げよう!」、「代謝を高めよう!」と、力みすぎや頑張りすぎには要注意。
マタニティヨガは、一生懸命になる必要はありません。
ヨガの練習!というよりかは、深い呼吸をして心地よくリラックスすることを目的として行いましょう。
◉妊娠中に気をつけるべきこと
マタニティヨガは、妊娠中期(約16週目)から臨月まで行うことができると一般的には言われていますが、妊娠中の体調は人それぞれ違います。
持病のある人、高血圧の人など、運動することで体に何かしらの影響がある人は、マタニティヨガを始める前に必ず医師に相談しましょう。
・お腹を圧迫する、深すぎる前屈、うつぶせになるポーズ
・お腹を強くねじるポーズ
上記二つの動きには特に注意をしてください。
妊娠中は、どこまでポーズを深めればいいのか、身体と相談をしながら行わないといけません。
無理をすると、お腹が張ってしまったり、切迫流産や早産の危険性もあります。
特に、ヨガをやったことがなくてマタニティヨガをしようと思っている人は、自己流でやらずに、ヨガスタジオに通ってインストラクターの指導の下でおこないましょうね。
それでは来週もお楽しみに〜!
writer : 岡部はるか
ヨガ講師 / スピリチュアルヒーラー